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妊娠初期はさまざまな変化が見られる時期であり、だるさや疲労感を強く感じることがあります。
こうした体の変化を正しく理解することで、不安を減らし、無理のない生活を送れます。
本記事では妊娠初期に現れる症状のチェックリストをはじめ、だるさの原因や対処法などを詳しく解説します。
妊娠初期に見られる症状のチェックリスト
妊娠初期(妊娠1ヶ月~4ヶ月)は、体や心にさまざまな変化が現れます。
ここでご紹介するチェックリストに複数当てはまる場合は、妊娠の可能性があります。
現在の症状に加えて、これからどんな変化が現れるのか、今から心の準備をしていきましょう。
【からだの変化】
- 食べたあとや空腹のときに気分が悪くなることがある
- 朝や夕方など、特定の時間にむかむかする
- においに敏感になり、今まで平気だった匂いが気になる
- 眠くて仕方がない日が増えた
- 逆に眠りが浅く、夜中に何度も目が覚める
- 体が重だるい、疲れやすいと感じる
- 微熱が続く、風邪っぽい感じがある
- 頭がズキズキ痛むことがある
- 手足や顔がむくむようになった
- 胸が張って痛みを感じることがある
【からだの外から見えるサイン】
- おりものの量や色がいつもと違う
- よだれが増えた、口の中が気持ち悪い
- 喉がイガイガしたり、声がかすれやすい
- 歯ぐきが腫れたり、出血しやすくなった
- 鼻水やくしゃみが続いている
【食事とおなかの様子】
- 食欲が強くなった、食べてもすぐおなかが空く
- おなかが張ったり、重く感じることがある
- 生理痛のような下腹部の痛みを感じる
- 便秘ぎみでお腹がすっきりしない
【こころの変化】
- 理由もなく涙が出たり、イライラしたりする
- 不安になったり、気分が落ち込みやすくなった
- 暗い色や暗い場所を怖く感じることがある
上記の症状に複数当てはまるものがある場合は、妊娠検査薬を使ったり、産婦人科を受診したりして確かめてみましょう。
妊娠検査薬で陽性になった場合も、なるべく早く産婦人科への受診が必要です。
妊娠初期の体がだるいと感じるときの原因と対処法
妊娠初期に体がだるいと感じるのは、多くの妊婦さんが経験する症状です。
ここでは、だるさの原因と対策について解説します。
体のだるさの原因
妊娠初期のだるさは、以下のような原因で起こります。
- ホルモンバランスの変化(プロゲステロンの増加)
- 血圧の変動や血流の変化による疲労感
- 貧血や栄養を多く必要とすることによるエネルギー不足
- 睡眠の質の低下
- つわりによる体力消耗
これらの原因が重なることで、普段以上にだるく疲れやすい状態が続きます。
体のだるさの対処法
妊娠によるだるさを軽減するには、決して無理をせず、生活リズムを整えることが大切です。
- 十分な睡眠と短時間の仮眠を取り入れる
- 栄養バランスの取れた食事を少量ずつ摂る
- 水分補給をこまめに行う
- 軽いストレッチや散歩で血流を促進する
- つわりに合わせて家事や仕事を調整する
自分一人で家事や仕事をしようとせず、家族の協力を得ながら体調を最優先に行動することがポイントです。
妊娠初期の過ごし方と注意点
妊娠初期は体調が不安定になるため、生活習慣や日常の過ごし方も大きく変える必要があります。
妊娠初期の過ごし方
この時期は無理に活動量を増やすよりも、心身の安定を優先することが大切です。
家事や仕事の優先順位を見直し、負担の大きい作業を体調のよいときに回したり、体調に応じて細かく休憩を挟んだりするのもよいでしょう。
軽いストレッチや深呼吸を取り入れると、血流がよくなり、気分が安定しやすくなります。
また、体の変化だけでなく、気持ちの浮き沈みも激しくなります。
無理に気分を上げようと頑張るのではなく、家族や友人へ相談しつつ、安心できる時間を確保しましょう。
夜はスマートフォンの使用を控えめにし、睡眠の質を整えることも大切です。
妊娠初期に注意すべき点
妊娠初期には、以下の点に注意して過ごしましょう。
- タバコやアルコールは徹底して避ける
- 薬やサプリメントの服用は医師へ相談してから行う
- 激しい運動や転倒リスクのある行動は避ける
- 長時間の立ち仕事はなるべく避ける
- 重い荷物は家族に任せる
- 手洗い・うがい・マスクなどの感染症予防を徹底する
これらを意識することで、母体と胎児への悪影響を最小限に抑えられます。
まとめ
妊娠初期は、だるさや体調の変化が起こりやすい時期です。
体調に応じて休息をとりながら、無理のない生活を心掛けましょう。
自分の体と相談しながら、家族やパートナーと協力して生活することが大切です。