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「もしかして妊娠したかも」と初期症状について調べているとき、期待と同時に不安を感じる方も多いのではないでしょうか。
妊娠初期の症状は個人差が大きく、なかには生理前の症状に似ているものもあるため、いつからどのような変化があるのかを知っておくことが大切です。
この記事では、妊娠初期の症状が始まる時期や週数ごとの具体的な変化、病院を受診する最適なタイミングについて分かりやすく解説します。
「いこまともみレディースクリニック産科」では、妊娠初期の小さな不安にも丁寧に寄り添い、新しい命を迎える準備をサポートさせていただきます。
気になる症状がある方は、ぜひお気軽にご相談ください。
妊娠初期症状はいつから始まる?
妊娠の初期症状は、着床後約1~2週間前後から現れ始めるのが一般的です。
排卵・受精後に受精卵が子宮内膜に着床すると、妊娠を維持するためのホルモン(hCGホルモンなど)が分泌され始めます。
この急激なホルモンバランスの変化が、身体のだるさや吐き気といったさまざまな妊娠初期症状を引き起こす原因となります。
【時期別】妊娠初期に現れる主な症状
妊娠初期症状は、時期によって現れやすいものが異なります。
ここでは、妊娠が成立し始める「3週目ごろ」と、症状が顕著になり始める「4週目以降」に分けて解説します。
妊娠3週目ごろ
この頃はまだ妊娠に気がつかない方も多い時期ですが、身体の中ではさまざまな変化が起こっています。
- 着床が起きて妊娠が成立する
- 人によって疲労感、だるさ、頻尿、胸の張りや痛み、吐き気などの症状を感じ始める
- ごく少量の出血(ピンク色や茶色)が起こる場合がある(着床出血)
妊娠4週目以降
妊娠4週目以降は、生理予定日を過ぎて妊娠を意識し始める方も増えてくる時期です。
- 生理前のような下腹部に張りを感じたり、腰がだるくなりやすくなる
- ホルモンバランスの乱れで体温が高くなり、微熱やだるさを感じやすくなる
- 匂いに敏感になり、つわりが始まりやすくなる
関連記事:妊娠初期は体がだるい?妊娠のチェックリストとだるさ対策を解説
妊娠初期の受診のタイミングはいつ?
妊娠初期の場合、生理予定日の約1週間後(妊娠5週目)を目安に受診するのが一般的です。
とはいえ妊娠検査薬で陽性が出た場合、すぐにでも病院に行きたくなる方も多いのではないでしょうか。
もちろん不安なことがあれば医師へ相談することをおすすめしますが、受診が早すぎると赤ちゃんを包む袋(胎嚢)や心臓の動き(心拍)が確認できないこともあり、確定診断ができずに再検査となることもあります。
腹痛や出血といった緊急性の高い症状がない場合は、生理予定日の1週間後まで待ってから受診しても遅くありません。
この時期であれば、妊娠の確定診断に必要な情報を確認できる可能性が高まります。
妊娠したら気を付けること
妊娠が分かったら、お母さんと赤ちゃんの健康を守るため、すぐに生活習慣を見直しましょう。
- タバコやアルコールは徹底して避ける
- 薬やサプリメントの服用は医師へ相談してから行う
- 激しい運動や転倒リスクのある行動は避ける
- 長時間の立ち仕事はなるべく避ける
- 重い荷物は家族に任せる
- 手洗い・うがい・マスクなどの感染症予防を徹底する
関連記事:【妊娠初期】妊娠したら気をつけること|生活習慣や夫にも知ってほしいこと
まとめ
妊娠初期症状が現れる時期には個人差がありますが、生理予定日を過ぎた頃から体調に変化を感じ始める方も多く見られます。
検査薬で陽性が出た場合は、焦らずに生理予定日の1~2週間後を目安に産婦人科を受診しましょう。
「いこまともみレディースクリニック 産科」では、妊娠初期のデリケートなタイミングの診察はもちろん、食生活や生活習慣のアドバイスなど、新しい生活を始めるお母さんをさまざまな面からサポートさせていただきます。
不安や心配なことで心がいっぱいになる前に、まずはご相談ください。一緒に赤ちゃんを迎える準備を進めていきましょう。
