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2024.06.20 BLOG
育児の現実~赤ちゃんと二人で過ごす初めての夜~

石川県白山市の女性産婦人科医 いこまともみ です。

結婚式は人生最大のイベントですが、その後に続く結婚生活はあくまで『日常』です。

同じく出産も人生最大のイベントですが、育児は『日常』です。

育児の現実…今回はそんなちょっぴりビターなお話をしたいと思います。

 

生まれたばかりの赤ちゃんは本能で生きています。

しゃべることがまだできない赤ちゃんは、自分の不快な状態やして欲しいことを泣いて伝えます。

オムツが濡れれば変えてほしいと泣いて訴えます。

お腹が空いたらミルクがほしいと泣いて訴えます。

欲求が満たされると泣き止み、スヤスヤと眠ってくれます。

大抵の場合は原因を取り除いてあげれば泣き止むのですが、何をしても泣き止まないときがあります。

抱っこをすれば泣き止みますが、眠ったかなと思って寝かせた途端に泣き始めます。

慌てて抱っこします。泣き止みます。寝かせるとまた泣きます。慌てて抱っこします…

そんなことを繰り返していると、気づけば1時間も2時間も抱っこし続け、トイレも行けない、食事も立ったまま…なんてことも。

日中はなんとかやり過ごせても、夜もそんな状態だったら…。

入院中はクリニックのスタッフが赤ちゃんを看ていてくれましたが、ご自宅に戻ると赤ちゃんと二人きり…。

夜が明けるのが途方もなく長く感じることでしょう。

あぁ…私が眠れていたのは、看護師さんが夜通し赤ちゃんを看てくれていたからなんだと、その時初めて気が付くのです。

そんな途方に暮れる夜を過ごさないために、初産婦さん限定で産後2日目に夜間の母児同室を体験していただいております。

夜間の母児同室を体験することで、新米ママさんたちが退院後の育児生活にスムーズに入っていけるようサポートしています。

経産婦さんはこれから始まる授乳と抱っこに明け暮れる日々を十分に理解されていると思いますので、入院中は赤ちゃんはスタッフに預けて、しっかり睡眠をとり体力を蓄えてくださいね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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